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イボ治療

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イボ治療|千早の皮膚科・泌尿器科・アレルギー科のクリニック|つだクリニック

イボ治療

イボ治療液体窒素による治療について
(保険適応)

イボ治療

液体窒素療法は皮膚のできものに-196度の液体窒素を当てて凍傷をおこすのを繰り返し、できものを壊して取り除く治療です。冷凍凝固治療後は時間とともにできものが壊れ、かさぶたになって剥がれ落ちます。
ガイドライン上では「イボの周囲を含めて凍結を3回繰り返すのを1~2週間ごとに行うこと」が推奨されていますので、当院でもガイドラインに沿って治療しております。もちろん長くするほど液体窒素がイボに浸透し、効果が強くなります。

ただし-196℃の液体窒素を患部に直接つけるのですから、当然痛みを伴います。また、痛みの感じ方も人によって大きく異なります。

当院では、患者さんの反応や生活状況を考えながら「耐えられるギリギリのレベル」まで行います。
もし「痛みがきつかった」と感じた方は遠慮なくお伝えください。液体窒素を強く当てると治りは早いのですが、その分痛みも感じやすくなりますので、反応をみながら治療します。
週に1回は保険適応で行うことができます。ウイルス性イボの治療では複数回の治療が必要になりますが、ダメージを受けたウイルスが回復してしまう前に、1週間~2週間おきに治療を行います。
首イボや老人性イボは冷凍凝固治療後に日焼けのような茶色味(色素沈着)がでることがしばしばあります。

冷凍凝固治療後は凍傷・やけどのような反応がおきますので痛みがあったり、血豆や水ぶくれになることがありますが、自然に吸収されてかさぶたのようになり剥がれ落ちます。
ウイルス性イボはしつこく居座ることがありますので、根気よく治療を続けていくことが必要です。

治療期間について皆様からご質問頂きますが、イボの場所や深さ・どこまで耐えられるかによって大きく異なります。一般論でいうならイボがなくなるまでの期間は「3~6か月くらい」が1つの目安です。回数に言及している論文では、3か月液体窒素を継続した方の3か月の消失率は52%であったとされています。ただし、冷凍凝固後はしばらく激痛が続きます。ですので、最初からあまり強めに冷凍凝固を行い血疱になると、治療自体を嫌になって継続できないことが多いです。最初は控えめに、治療の経過を見て経験に則り、調整して治療いたします。